02 / 19 [Fri]



CHILDREN
心の形成の臨界期真っ只中にいる
子どもたちと過ごす日々のお話。

とにかくかわいいです。
はじめましてをしたのが2014年8月。
1年半経ってみると、子どもたちが私に心を
開いてくれていると、私に向けられた表情や言葉、
態度から感じとることができます。
「先生 見て!」「先生 数えて!」「あのな!私な!」
なんて言ってくる子どもたちが本当にかわいい。
子どもたちの成長もふいに感じて嬉しくなります。
もちろん、身体面での成長も嬉しいですが
精神面での成長が何より嬉しい。
気を遣った声かけができたり、そんなこと
言わなかったじゃないってことがサラッと
言えるようになっていたり。
トゲのある言い方をする子にイライラしてたけど
いつからか、まだ少し尖ってはいるけど
かなり柔らかい言い方になっていました。
同じ学年の中でも力の差や、思いやり、
かなり違います。いつも意地悪なことばかり
言ってる子もいれば、相手が傷つかないような
言葉を選んだりフォローをしたりすることができる
そんな子もいます。

子どもたちの嘘偽りのないストレートな言葉に
たくさん傷つきました。
コンプレックスなんかにも容赦なく突っ込んできます。
見た目に関して言われると相当凹んで、
自分中心に受け止め、そっけない態度をとりました。
それではだめだと。
容姿に関しては生まれもったもの。
どうしようもないんだから。教えてあげなきゃいけない。
それ言われて嫌な気持ちになったんだってことを、
見た目について笑ったり悪口言ったりしちゃ
だめなんだってことを、言葉にして伝えなきゃいけない。

私は自分の言動のミスについて
突っ込まれるのがとても嫌です。
自分を貫き通したい人間です。
それが 子どもたちと関わる中でとても柔軟になりました。
自分自身のマイナスな面も受け止め、「ごめんね」って言えるようになりました。

子どもたちのストレートな言葉だからゆえに
嬉しいことだってあります。
(以下その日の出来事のツイート)

: 2015.11.18
子「先生今日化粧濃いから彼氏と会ってきたんじゃろ!」
私「いつものお化粧よ〜(笑)」
子「先生元が可愛いから化粧薄い方がいい!」
私「ホンマデスカ!!!!」

:2015.11.27
子「浜田ばみゅばみゅ描く」
私「ん、何色使う?」
子「ピンクと黄色と水色と〜...」
私「顔は肌色かな」
子「肌色じゃない茶色!!」
私「茶色wwwwww」
f:id:a______yn:20160220004758j:image

: 2016.01.18
お腹痛くて遊びに参加せず見てて、
お腹が痛いのを知ってくれてた女の子のお話。
子「せんせいあそぼー!」
私「今日お腹痛くで遊べんのよ、ごめんね」
子「いいがん!入って!
       せんせいおらんとおもしろくない!」
女の子「無理させんであげて!!」
私を気遣うその優しさと、私を必要とする気持ちに
挟まれて嬉しさ満開でした。

: 2016.01.20
私「(ボール追いかけて走る)」
子「先生が走る走る〜。ダイエットのために走る走る〜。
       男にモテるために走る走る〜〜。」
私「ダイエットはその通りだけども(笑)」
子「でも先生俺の姉ちゃんには負けとるよ」
私「なんで??」
子「だって俺の姉ちゃん彼氏おるもん。」
私「」
/
子「カイロに穴空いた。何か出とる。」
私「目に入ったら危ないから!貸して!」
子「(投げる)」
私「(キャッチ)(見る)…破れてないが!」
子「へへー!(悪い笑顔)」
私「もうこれもらった!」
子「先生ー!かーえーしーて!(必死)」
私「(可愛い)…はい」
子「(悪い笑顔)」

: 2016.01.21
裏の裏の裏の(略)を読まれた末に
私がトランプのゲームに負けたのですが
子「うれしい!心がポカポカする!」
と言われて私も心がポカポカしました。

: 2016.01.26
子1「先生遊んで!」
私「色んな人から言われてるから遅くなるけどいい?」
子1「誰々?」
私「○○くんと、○○くんと、(略)」
子1「そうなん。わかった!」
子2「先生人気者じゃな!」
私「ね!困っちゃうね!」
子3「先生かわいいもんな♩」
私「ドウイウコトカナ♩」

:2016.02.19
子「先生より可愛い人おる?」
私「いっぱいおるよ〜!」
子「ええっ!!」
私「ええっ?!?!」
/
私「あ。直 の書き順ね、∟は一角で書こ!」
子「なんで一角で書くん?」
私「なんで一角で書くか?!?!!?」

子どもたちのストレートな気持ちや素朴な疑問には
日々驚かされ、時に迷い傷つき、嬉しくなります。
成長してるのは子どもたちだけじゃなくて
私も一緒なんだと思います。
子どもたちの言葉から出てくるは、私自身の鏡なんだと。私について子どもたちはこう思っているんだとわかります。だから日々の言動をかなり注意しなきゃいけない。

かわいさ満点の子どもたちの成長を守り
そして一緒に、グランド何周分も成長したいね。
その途中、子どもたちがこけたら手を差し伸べることができるように、そして子どもたちがその手をちゃんと握り返すに値する人にならなきゃいけません。

私に向けられる笑顔をそっとすくって
大事に大事にしまっておく。
子ども時代のかけがえのない時間に
関わっていることを忘れずに。


子「先生の髪、人形の髪みたいww」
私「だれがポポちゃんや」