07 / 28 [Thu] :

 

世間は夏休み。

朝大学へ向かう電車にも、

お昼のショッピングモールにも、

子ども連れがたくさんいて夏休みなんだと実感します。

 

私の夏休みまではあと1週間。

夏休みはひたすらバイトしようと思っていました。

大好きな子どもたちの、かわいい笑顔に囲まれるお仕事。

7月は入ってませんでした。手が足りてるから。

長期休業をお願いされていたし、そのつもりでした。

しかし、子どものお休みが多く、中学生のボランティアが

よくきてくれているから手も足りているとのことで、

ごめんなさい と言われました。

この連絡を1週間待っていました。

思うに、アルバイトである私を入れるより、

お金のかからないボランティアの子を入れる方が

運営的には都合がよいのでしょう。

そして”中学生ボランティアがよくきてくれている”の

一文で、はなから雇う気はなかったんだと思いました。

仕事内容を簡単に言うと子どもの遊び相手です。

悪く言えば、子どもの相手をしてくれさえすれば、

一緒に遊んでくれさえすれば、経験や子どもと過ごした

時間など関係ないのでしょう。誰でもよいのです。

過激なことを言えば、指導員だけでは手一杯だけど

私を入れるほどのお金はないから、無償で労働力を

提供してくれるボランティアを募ったのだと思います。

そうでなくてもそう思えてしまうんです。

もうすでにボランティアがきているのなら、

夏休みそのつもりでいたのなら、

もう少し早く連絡してほしかったです。

わかります。先方には先方の事情があることも

重々承知しておりますが、私にだってあります。

お金の面だけじゃなくて、大きく成長していく

子どもの姿を近くで見て実感したかったんです。

あんなにトゲトゲしてた子が、こんなにも人を思いやり、

周りを見て自分から動くようになっているんです。

それを、見届けて送り出したかったんです。

今の私は、いわゆる解雇と同じ状態です。

今後今までのように必要とされることはないと思います。

「〇〇先生の都合が悪いから入れませんか?」

こういうときしか入れなくなっています。

そういう扱いが嫌で断ったこともありました。

なのに、「辞めます」が言えないのは、

バイト先が、バイト先の私に笑顔をむけてくれる

子どもたちが、大好きだからです。

「辞めます」ときっぱり辞められたらこんな悔しい

思いもしないと思うんですけど、私を繋ぎ止める

子どもの存在が、私にとってかけがえのないもので

簡単には辞められないんです。

勝手すぎて腹も立ったし、アルバイトという立場が

こういうことになるのかと悔しくもなった、

嫌になるほど会えると思ってたのに会えないことが

わかって悲しくもなった。

中学生に負けたか〜〜って(笑)

これでぱったりバイト先に顔を覗かさなければ

せめてもの抵抗になるかなといつも思ってます。(幼稚)

でも会いたい気持ちが勝って会いに行ってしまうんです。

会いにいったら、にっこにっこしながら

私を迎えてくれる子どもたちが大好きだから。

テストが終わった日、悔しいけど会いに行きます。

 

連絡を受けて過激派にはなってしまったけど

大好きなバイト先です。